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Norgen社Plasma/Serum RNA/DNA Purification Mini Kitの使用手順フローチャート。
図1. 血漿サンプル量の違いによるRNA量の比較。EDTA処理した血漿サンプル(50μL, 100μL, 200μL)から血液循環RNAを精製した。精製RNAを鋳型にmiR-21(図1A)およびハウスキーピング遺伝子5s rRNA(図1B)をRT-PCRによって測定した。miR-21および5s rRNAの転写産物はサンプル量に応じて直線的に増加した。
図2. 溶出バッファー量の違いによるRNA抽出効率の検討。EDTA処理した血漿サンプルを200μL用いて、異なる溶出容量(10μL,15μL,25μL)によってRNA抽出を行った。 精製RNAを鋳型にmiR-21(図2A)およびハウスキーピング遺伝子5s rRNA(図2B)についてRT-PCRによって測定した。 溶出バッファーの量を減らすことによって、いずれのRNAについても効率よく濃縮できた。
図3. 他社製品との比較。図3A.Norgen(NOG)社キットおよび各社RNA精製キットを用いて精製したRNAを鋳型にmiR-21についてRT-PCRを行った。NOG社キットは他社品と比較して高効率で分離・精製することがわかる。 図3B.NOG社キットおよび各社DNA精製キットを使用して精製したDNAを鋳型に5S rRNA 遺伝子について定量PCRを行った。NOG社キットは他社品と比較して高効率で分離・精製することがわかる。
図4. PCR反応を阻害する夾雑物の影響。Norgen(NOG)社キットおよび各社DNA精製キットから抽出したDNAについて、異なる鋳型量(3μL, 6μL, 9μL)を用いて5S rRNA遺伝子を定量的PCRで測定した。鋳型量を増やした際のCt値の上昇は、PCR阻害を起こす夾雑物の増加が影響している。NOG社キットでは、鋳型量を増やした場合においても、PCR反応への影響は見られなかった。
Norgen社Plasma/Serum RNA/DNA Purification Mini Kit。
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