※サムネイル画像をクリックすると拡大画像が表示されます。
MSC NutriStemR XF ヒト間葉系幹細胞用ゼノフリー培地
様々な組織(Whartons Jelly:WJ、脂肪:AT、骨髄:BM)由来のヒト MSC を MSC NutriStemR XF 培地で3 継代した (x 100 倍)。全ての MSC において正常な繊維芽細胞様の細胞形態が観察された。
MSC NutriStemR XF 完全培地 (Basal Medium + Supplemant Mix) の 品質安定性試験 フレッシュな培地と調製後に長期間 (27 日、30 日)で4℃保管していた MSC NutriStemR XF 完全培地を用い、MSC Attachement Solution ( 品番:05-752-1) でコート済みの12 well プレートに骨髄由来ヒトMSC を播種し、7 日間培養した。 調製後27 〜 30 日経過した培地を使用してもフレッシュな培地と同等の品質である事が確認できた。
形態観察 脂肪由来ヒトMSC の3 日間培養後の形態写真(播種時の細胞密度:6,000 cells/cm2)。 MSC NutriStemR XF 培地にて培養した脂肪由来ヒトMSC は血清含有培地で培養した場合よりも優れた細胞増殖が観察された。
他社培地との性能比較 MSC NutriStemR XF 培地、他社ゼノフリー、血清フリー培地、および血清含有培地にて脂肪由来ヒトMSC を培養し、各継代ごとに細胞数を測定した。 MSC NutriStemR XF 培地で培養したヒトMSC は他社培地に比べて優れた細胞増殖を示した。
様々な系統への分化能 MSC NutriStemR XF 培地で培養した脂肪由来ヒトMSC を3 〜 5 継代まで培養した後、それぞれの組織へ分化誘導し染色した。 MSC NutriStemR XF 培地で培養した MSC は脂肪細胞、骨芽細胞、軟骨細胞への分化能を維持している事が確認された。
形態観察 骨髄由来ヒト MSC の3 日間培養後の形態写真 (播種時の細胞密度:5,000 cells/cm2)。 MSC NutriStemR XF 培地にて培養した脂肪由来ヒト MSC は血清含有培地で培養した場合よりも優れた細胞増殖が観察された。
他社培地との性能比較 MSC NutriStemR XF 培地または他社培地にて骨髄由来ヒトMSC を培養し、各継代ごとに細胞数を測定した。 MSC NutriStemR XF 培地で培養したヒト MSC は他社培地に比べて優れた細胞増殖を示した。
様々な系統への分化能 MSC NutriStemR XF 培地で培養した骨髄由来ヒトMSC を3 〜 5 継代まで培養した後、それぞれの組織へ分化誘導し染色した。 MSC NutriStemR XF 培地で培養した MSC は脂肪細胞、骨芽細胞、軟骨細胞への分化能を維持していることが確認された。
細胞表面マーカープロファイル MSC NutriStemR XF 培地にて5 継代まで培養した Wharton.s jelly 由来ヒトMSC 上の表面マーカーの発現をフローサイトメトリーにて解析した。 MSC に特徴的な細胞表面マーカー(CD73、CD90、CD105、HLA-ABC)がポジティブに染色され、一方、造血性の表面マーカー(CD45、HLA-DR)は染色されなかった。
|