LymphoprepTM  

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使用目的 全血からのヒト単核球(リンパ球、単球)の分離
構成内容 [[組成]] Sodium diatrizoate 9.1% (W/V)
Polysaccharide (FicollR)   5.7% (W/V)
FicollRはGEヘルスケア バイオサイエンスの登録商標です。
その他 [性状]密度 1.077±0.001 g/mL
浸透圧 290±15 mOsm
エンドトキシン <0.1 EU/mL
[使用方法]1. 抗凝固処理した血液またはフィブリン除去した血液をチューブに入れます。
2. そのチューブに血液と等量の0.9% NaClを加えます。
3. 12~15 mm径の遠心チューブに3 mLのLymphoprepを入れて、その上に6 mLの希釈した血液を注意深く重層します。層を乱さないよう注意してチューブにキャップを締めます。
4. スウィングローターを用いて室温 (約20℃) で800×gで20分間遠心します。もし、2時間以上保存した血液を使用するときは遠心時間を30分間に延長します。
5. 遠心後は図の・うに、検体とメディウム (Lymphoprep) の境界面に明瞭な単核球のバンドが形成されます。そのバンドをパスツールピペットを用いて採取します。
6. 採取した単核球のフラクションを0.9% NaClまたは他のメディウムを用いて希釈して溶液の密度を下げ、250×gで10分間遠心して細胞をペレット化します。
[使用上の注意] (1) Lymphoprepは、遮光、20℃以下にて保管してください。
(2) 本法での赤血球の混入は、通常で全細胞数の1~5%です。
(3) 強い免疫抑制治療を行っている場合、未成熟な顆粒球がリンパ球に混入することがあります。
参考文献 1) Boyum, A (1968) : Separation of leucocytes from blood and bone marrow. Scand. J. Clin Lab. Invest, 21, Suppl. 97.
2) Favour, C. B. (1964) : Antigen-antibody reactions in tissue culture. Immunological Methods, ed. J. R. Ackroyd, pp. 195-223. Blackwell Scientific Publ., Oxford.
3) Harris, R. & Ukayiofo, E. V. (1969) : Rapid preparation for lymphocytes for tissue typing. Lancet 327, 7615.
4) Ting, A. & Morris, P. J. (1971) : A technique for lymphocyte preparation from stored heparinized blood. Vox Sang. 20, 561.
5) Thorsby, E. & Bratlie, A. (1970) : A rapid method for preparation of pure lymphocyte suspensions. Histocompatibility Testing 1970, ed P. I. Terasaki, p. 655 Munksgard, Copenhagen.
メーカー 品番 包装
AXS 1114545 4*250 ML
希望販売価格

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販売状況 品番変更、サイズ変更
当社在庫 なし
法規制
保存温度 常温

 

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メーカー情報
メーカー名 Abbott Diagnostics Technologies AS (For-mer Axis-Shield Density Gradient Media)
略号 AXS
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