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図1 ウェスタンブロット HEK293 細胞に pMLM3613myc を一過的にトランスフェクトし、トランスフェクション40時間後に加温した Laemmli バッファーに溶解した。タンパク質を 7.5% SDS-PAGE で分離し、ニトロセルロース膜にトランスファーした。ニトロセルロース膜を 3% ドライミルク(NFDM)in PBS-Tween で室温・1時間ブロッキングし、0.5% NFDM in PBS-T で希釈した各抗体で室温・2時間インキュベートした。その後、HRP 標識抗マウス抗体 および 抗 BLUE protein marker 抗体と室温・1時間インキュベートした。タンパク質を ECL により可視化した。
図2 免疫蛍光分析 Hela 細胞に、N末端に Flag タグを付加した S. pyogenes 由来 Cas9 発現ベクターを一過的にトランスフェクトした。トランスフェクション48時間後に、細胞を 3.7% ホルムアルデヒドで固定、0.5% Triton-X で透過処理した後、2% BSA in PBS で室温・2時間ブロッキングした。各抗体を用いて細胞を4℃・O/N染色し、抗マウス AF488 抗体と室温・1時間、その後二次抗体とインキュベートした。核は Hoechst 33342 で対比染色した。画像は Axiovert 135 TV 蛍光顕微鏡で撮影した(プレゼンテーション用に明るさとコントラストを調整)。
図3 免疫沈降 N末端に Flag タグを付加した S. pyogenes 由来 Cas9 を発現する HEK293T 細胞を、トランスフェクション72時間後に Hunt バッファーに再懸濁し、3回の凍結融解(液体窒素中/氷上)を行うことで溶解した。全細胞ライセート 100 μg を用いて、以下の条件でタンパク質を免疫沈降した。クルードな Cas9(クローン 7A9)細胞培養上清(レーン3: IgG 濃度未測定)と4℃・1時間インキュベートし、その後 protein A/G セファロースビーズを 1:1 で混合したものと4℃・1時間インキュベートした。または、protein A/G セファロースビーズ(1:1)と架橋した Cas9 クローン 7A9 モノクローナル抗体と4℃・2時間インキュベートした。ビーズを Hunt バッファーで2回、TBSで1回洗浄した。Laemmli バッファー中で煮沸して結合したタンパク質を溶出し、7.5% SDS-PAGE で分離した後、ニトロセルロース膜にトランスファーした。ニトロセルロース膜を 3% dry milk (NFDM) in PBS-Tween で室温・1時間ブロッキングし、0.5% NFDM in PBS-T で希釈した Cas9 7A9 モノクロ
ーナル抗体で室温・1時間、その後HRP標識した抗マウス抗体でインキュベートした。タンパク質を ECL により可視化した。アスタリスク(*)は IgG 重鎖を示す。
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