コスモ・ バイオ株式会社
〒135-0016 東京都江東区東陽2-2-20東陽駅前ビル
TEL: 03-5632-9610 / FAX: 03-5632-9619

作成・改訂 2016年02月12日

塩基性フクシン


1. 化学品及び会社情報

化学物質等の名称塩基性フクシン
会社名コスモ・ バイオ株式会社 住所〒135-0016
東京都江東区東陽2-2-20東陽駅前ビル
電話番号/FAX番号03-5632-9610/03-5632-9619 緊急連絡電話番号03-5632-9622
電子メールアドレスmail@cosmobio.co.jp 化学品の推奨用途と使用上の制限研究用試薬

2. 危険有害性の要約

<GHS分類>

物理化学的危険性 火薬類 分類対象外
可燃性/引火性ガス 分類対象外
可燃性/引火性エアゾール 分類対象外
支燃性/酸化性ガス類 分類対象外
高圧ガス 分類対象外
引火性液体 分類対象外
可燃性固体 分類できない
自己反応性物質および混合物 分類対象外
自然発火性液体 分類対象外
自然発火性固体 分類できない
自己発熱性物質および混合物 分類できない
水反応可燃性化学品 分類対象外
酸化性液体 分類対象外
酸化性固体 分類できない
有機過酸化物 分類対象外
金属腐食性物質 分類できない
健康に対する有害性 急性毒性(経口) 分類できない
急性毒性(経皮) 分類できない
急性毒性(吸入:ガス) 分類対象外
急性毒性(吸入:蒸気) 分類できない
急性毒性(吸入:粉塵、ミスト) 分類できない
皮膚腐食性/刺激性 分類できない
眼に対する重篤な損傷性/眼刺激性 分類できない
呼吸器感作性 分類できない
皮膚感作性 分類できない
生殖細胞変異原性 分類できない
発がん性 分類できない
生殖毒性 分類できない
標的臓器/全身毒性(単回暴露) 分類できない
標的臓器/全身毒性(反復暴露) 分類できない
吸引性呼吸器有害性 分類できない
環境に対する有害性 水生環境有害性(急性) 分類できない
水生環境有害性(慢性) 分類できない

<GHSラベル要素>

絵文字またはシンボル
注意喚起語 -
危険有害性情報 なし
注意書き
安全対策
救急処置
保管 ◆施錠して保管すること。
廃棄
GHS分類に該当しない他の危険有害性 その他の有害性物質。;−;・吸入した場合:有害である。・皮膚に触れた場合:皮膚からの吸収は有害である。・眼に入った場合:眼を刺激する。・飲み込んだ場合:有害である。
重要な徴候
想定される非常事態の概要
国/地域情報

3. 組成及び成分情報

化学物質・混合物の区別 単一物質としてのSDS。製品に含まれる含有量は容器・包装に記載されております。
化学名または一般名 塩基性フクシン
別名 マゼンタ T(Magenta I)、フクシン(Fuchsin)、ベイシックバイオレット14(CI Basic Violet 14)
英語名 Basic Fuchsin
化学特性(化学式等) C20H20ClN3
CAS番号 632-99-5
濃度または濃度範囲(含有量) 99%以上
官報公示整理番号(化審法・安衛法) 化審法:(5)-1976
GHS分類に寄与する不純物及び安定化添加物 情報なし

4. 応急措置

吸入した場合 被災者を新鮮な空気のある場所に移動し、呼吸しやすい姿勢で休息させること。気分が悪い時は、医師に連絡すること。
皮膚に付着した場合 気分が悪い時は、医師に連絡すること。汚染された衣類を脱ぎ、再使用する前に洗濯すること。
眼に入った場合 水で数分間、注意深く洗うこと。眼の刺激が持続する場合は、医師の診断、手当てを受けること。
飲み込んだ場合 気分が悪い時は医師を呼ぶこと。口をすすぐこと。
最も重要な徴候および症状
応急措置をする者の保護
医師に対する特別注意事項 [予想される急性症状及び遅発性症状]短期ばく露 経口摂取: メトヘモグロビン血症、チアノーゼ、痙攣、そして死に至る。メトヘモグロビン血症により、めまい、し眠状態、頭痛、息切れ、皮膚の青変を伴うチアノーゼ、頻拍、チョコレート色の血液を生ずる。ばく露は貧血やその他の血液異常を起こす。吸入: メトヘモグロビン血症、チアノーゼ、痙攣、頻拍、呼吸困難、そして死に至る。経口摂取に似た症状。メトヘモグロビン血症は、めまい、し眠状態、頭痛、息切れ、皮膚の青変を伴うチアノーゼ、頻拍、チョコレート色の血液の症状がある。ばく露は貧血やその他の血液異常を起こす。皮膚: 本物質は皮膚を通して有害な量が吸収される可能性がある。皮膚に感作及びアレルギーを起こす可能性があり、その症状は再ばく露によって明らかになる。吸収されると経口摂取と同様の症状が現れる。長期又は反復ばく露 皮膚炎を起こす。長期吸入及び経口摂取により短期ばく露と同様の症状を起こす。長期ばく露により貧血及びメトヘモグロビン血症を起こす。メトヘモグロビン血症では、めまい、し眠状態、頭痛、息切れ、皮膚の青変を伴うチアノーゼ、頻拍、チョコレート色の血液を生ずる。長期ばく露は甲状腺機能に影響を及ぼす。下垂体異常をひきおこす可能性がある。

5. 火災時の措置

適切な消火剤 二酸化炭素、粉末消火剤、砂、土、一般の泡消火剤
使ってはならない消火剤 情報なし
火災時の特定危険有害性 火災によって刺激性、毒性、又は腐食性のガスを発生するおそれがある。
特定の消火方法 危険でなければ火災区域から容器を移動する。移動不可能な場合、容器及び周囲に散水して冷却する。
消火を行う者の保護 消火作業の際は、空気呼吸器を含め完全な防護服(耐熱性)を着用する。

6. 漏出時の措置

人体に対する注意事項、
保護具および緊急時措置
関係者以外の立入りを禁止する。作業者は適切な保護具(8.ばく露防止及び保護措置の項を参照)を着用し、眼、皮膚への接触やガスの吸入を避ける。
環境に対する注意事項 河川等に排出され、環境へ影響を起こさないように注意する。
封じ込め及び浄化の方法・機材 危険でなければ漏れを止める。
二次災害の防止策 床面に残るとすべる危険性があるため、こまめに処理する。

7. 取扱い及び保管上の注意

取扱い
(安全取扱注意事項)
有害。眼、皮膚、衣服への接触を避ける。取扱後、十分に洗浄する。製造工程でアニリン、ニトロベンゼン、パラトルイジン、オルトトルイジン、塩酸などの取扱いには注意が必要である。
技術的対策 『8.ばく露防止及び保護措置』に記載の設備対策を行い、保護具を着用する。
局所換気・全体換気 『8.ばく露防止及び保護措置』に記載の局所排気、全体換気を行なう。
注意事項
安全取扱い注意事項 火気注意。接触回避:『10.安定性及び反応性』を参照。
保管
(混触禁止物質や容器包装材料等の保管条件)
冷乾所に保管。完全密封。
技術的対策 保管場所には危険物を貯蔵し、又は取り扱うために必要な採光、照明及び換気の設備を設ける。
適切な保管条件 酸化剤から離して保管する。容器を密閉して換気の良い場所で保管すること。
安全な容器包装材料 包装、容器の規制はないが密閉式の破損しないものに入れる。

8. ばく露防止及び保護措置

適切な保護具 保護衣。保護手袋。安全ゴーグル。洗眼器。安全シャワー。
呼吸器の保護具 換気が不十分な場合は、適当な呼吸保護具を着用すること。
手の保護具 適当な手袋を着用すること。
眼の保護具 眼、顔面用の保護具を着用すること。
皮膚及び身体の保護具 適当な保護衣を着用すること。
許容濃度 設定されていない。
ばく露を軽減するための設備対策 屋内作業場での使用の場合は発生源の密閉化,または局所排気装置を設置する.取扱い場所の近くに安全シャワー,手洗い,洗眼設備を設け,その位置を明瞭に表示する.
管理濃度 設定されていない。
適切な衛生対策 取扱い後はよく手を洗うこと。

9. 物理的及び化学的性質

外観(物理的状態、形状、色など) 緑色の金属光沢のある結晶
臭い データなし
pH データなし
融点・凝固点 200 ℃ (融点)
沸点、初留点および沸騰範囲 データなし
引火点 データなし
燃焼または爆発範囲の上限・下限 データなし
蒸気圧 7.49×10-10mmHg (25℃) (推定値)
比重(相対密度) データなし
溶解度 1000部の水に2.65部混和する。エタノールに易溶、エーテルに不溶。
n-オクタノール/水分配係数 log Pow = 2.92(推定値)
自然発火温度 データなし
分解温度
臭いの閾値 データなし
蒸発速度
燃焼性(固体、気体) データなし
蒸気密度 データなし
粘度(粘性率)
その他のデータ -

10. 安定性及び反応性

安定性 通常の条件においては、安定である。
反応性 無水酢酸、クロロ硫酸、ヘキサクロロメラミン、硝酸、四酸化窒素、硫酸、ニトロベンゼン、グリセリン、発煙硫酸、オゾン、過塩素酸、ホルムアルデヒド、過クロム酸、過ぎ酸、プロピオラクトン、過塩化銀、トリクロロメラミン、酸化剤、酸、塩化アニリン、ベンゼンジアゾニウムー2−カルボキシレート、四塩化ホウ素、1−クロロー2,3−エポキシプロパン、過酸化ベンゾイル、ニトロメタン、亜硝酸、四ニトロメタンと反応する。
避けるべき条件
(静電放電、衝撃、振動等)
高温、加熱。
混触危険物質 酸化剤。
危険有害な分解生成物 加熱分解し、非常に有毒な塩化水素と窒素酸化物を発生する。
その他 -

11. 有毒性情報

急性毒性 経口:情報なし。経皮:情報なし。吸入:情報なし。
皮膚腐食性・刺激性 情報なし
眼に対する重篤な損傷・刺激性 情報なし
呼吸器感作性または皮膚感作性 情報なし
生殖細胞変異原性 in vitro 細菌を用いる復帰突然変異試験では陽性の結果もあるが 11), 6)、ほ乳類培養細胞を用いた染色体異常試験で陰性であり 6)、その他の指標に関するデータがない。
発がん性 Magenta Tについては、いずれの国、機関においても発がん性について評価していない。また、IARCはMagenta Tに関する3件の発がん性試験データのいずれも不適切であると判断しているため、分類できない。(特記:IARCはマゼンタ製造作業をグループ1としており、これはGHS区分1Aに相当する。労働安全衛生にかかわるMSDSの作成においては、この情報に注意すること。また、マゼンタ製品中に含まれるCI Basic Red 9(CAS No.569-61-9、Magenta I より側鎖メチル基を除いた物質)は動物実験で発がん性が認められており、「CI Basic Red 9」および「CI Basic Red 9を含むマゼンタ」は、IARCではグループ2Bに分類されている。
生殖毒性 情報なし
特定標的臓器毒性(単回ばく露) 情報なし
特定標的臓器/全身毒性(反復ばく露) 情報なし
吸引性呼吸器有害性 情報なし
その他 -

12. 環境影響情報

起こりうる環境影響・生態毒性 情報なし
魚毒性 情報なし
その他 情報なし
残留性・分解性 -
生物蓄積性 -
土壌中の移動性 -
オゾン層への有害性
他の有害影響 -

13. 廃棄上の注意

廃棄上の注意 -

14. 輸送上の注意

国際規制 ◆海上規制情報:非危険物。◆航空規制情報:非危険物。
国連番号 -
品名(国連輸送名)
国連分類 -
容器等級
海洋汚染物質
液体物質
国内規制 ◆陸上規制情報:非該当。◆海上規制情報:非危険物。◆航空規制情報:非危険物。
特別の安全対策 輸送に際しては、直射日光を避け、容器の破損、腐食、漏れのないように積み込み、荷崩れの防止を確実に行う。
輸送時の特定の安全対策及び条件
応急措置指針番号

15. 適用法令

消防法 -
毒物及び劇物取締法 -
労働安全衛生法 名称等を通知すべき有害物 (法第57条の2、施行令第18条の2 別表第9) 政令番号35、名称等を表示すべき有害物 (法第57条第1項、施行令第18条) 政令番号549特定化学物質第2類物質、オーラミン等(特定化学物質等障害予防規則第2条第1項第2,4号)、特定化学物質特別管理物質(特定化学物質等障害予防規則第38条3)
化学物質排出把握管理促進法
その他 労働基準法: がん原性化学物質(法第75条第2項、施行規則第35条別表第1の2第7号)

16. その他の情報

その他 -
出典

本安全データシート(SDS)は、最新の情報を記載していますが、すべての情報を網羅しているものではありませんので、取扱いには十分注意してください。
また、記載のデータや評価は安全に取扱うための参考情報であり、いかなる保証をなすものではありません。
特殊な条件で使用する場合には、用途・用法に適した安全対策を講じた上、ご使用ください。